男子第６７回、女子第２９回県高校駅伝競走大会（県高体連など主催）が１１日、篠山市で開催される県内７地区の予選を勝ち抜くなどした男子３６校、女子３０校が参加各優勝校は、１２月２３日に京都市で開催される男子第６３回、女子第２４回全国高校駅伝競走大会（毎日新聞社など主催）に県代表として出場する
コースは男子が７区間４２・１９５キロ、女子は５区間２１・０９７５キロ男子は午前１０時１０分、女子は同２０分に大正ロマン館前をスタートする途中で折り返し、篠山鳳鳴高校でフィニッシュテープを切る
男女とも上位６校は、２５日に滋賀県東近江市で開かれる男子第６３回、女子第２８回近畿高校駅伝競走大会に出場する【井上卓也】
◆男子
◇連覇目指す西脇工
男子は、昨年の大会で３年ぶりの優勝を果たした西脇工が軸となりそうだ地区予選会では２時間７分７秒を記録し、今回の出場校の中で唯一２時間１０分を切った全国高校総体５０００メートルで５位入賞した中谷圭佑選手（３年）をはじめ、廣田雄希選手（同）、藤原滋記選手（２年）らがそろい、連覇を狙う
西脇工を追うのが、須磨学園、飾磨工、報徳学園の各地区１位校西播地区の２、３位だった姫路商、龍野も２時間１２分台をマークし、上位をうかがう特に龍野の井戸浩貴選手（３年）は１年時から２年連続で１区５位と力をつけており、加古川西の下尾一真選手（同）、飾磨工の藤花尚之選手（同）らも加わった１区の激しい争いが予想される
【出場校】（１）津名（２）洲本（３）報徳学園（４）市尼崎（５）川西緑台（６）川西北陵（７）県西宮（８）関西学院（９）市西宮（１０）尼崎西（１１）須磨学園（１２）滝川（１３）長田（１４）兵庫工（１５）神戸（１６）兵庫（１７）北須磨（１８）須磨友が丘（１９）西脇工（２０）加古川西（２１）三木（２２）明石南（２３）明石城西（２４）加古川東（２５）県農業（２６）小野（２７）飾磨工（２８）姫路商（２９）龍野（３０）姫路西（３１）佐用（３２）北摂三田（３３）柏原（３４）三田祥雲館（３５）豊岡（３６）八鹿
◆女子
◇Ｖ１８須磨学園中心に
女子は大会１８連覇中の須磨学園を中心とした展開が予想される地区予選会で出場校トップの１時間１２分１２秒を記録した姫路商と共に、レースを先導しそうだ阪神地区を制した市尼崎、東播１位の西脇工もチーム力があり、上位争いに加わる 日本リアリズム写真集団阪神支部の第８回写真展が８日、尼崎市南塚口町２の塚口さんさんタウン３番館のスペースピボットで始まった東日本大震災での津波被害からの復興を目指す宮城県気仙沼市の人たちや街並みを撮った作品など計８０点が展示されている１３日まで、無料
同支部は社会性のある写真などを撮影するプロ、アマを問わない県内の写真家の集まりで、今回は同支部の６人を含む計８人の作品が並べられている
写真家で同支部長の宗景正さん（６５）＝尼崎市＝の作品は、今年９月に東日本大震災で津波被害を受けた宮城県気仙沼市を訪問した際に撮影した震災から１年半が経過した被災地の現状を確かめようと、ルポライターとともに現地を歩き、取材した
現地では、津波被害で家族７人を失い、助かった息子（１１）と暮らす牛乳販売業の男性（４３）と出会った男性は、地元への恩返しとして子どもたちの遊び場となるバッティングセンターの建設を夢見ており、「家族を忘れたくないし、風化したくないから頑張れている子どもたちに夢を与えたい」と語ったというほかにも復興に向かう商店街の人たちの表情や、街中に残る津波の爪痕などを撮影した
宗景さんは「関西には東北の情報が伝わってこなくなっている実際には震災から１年半以上が過ぎても、課題が山積し、生活再建のめどは立っていない被災地の現状を多くの人に知ってほしい」と話している
コースは男子が７区間４２・１９５キロ、女子は５区間２１・０９７５キロ
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